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ガイド
Haiku 5.5(Bedrock)

Amazon Bedrock の Claude Haiku 5.5

Claude Haiku 5.5 は、2026-10-07 のリリース当日から Amazon Bedrock で利用できます(AWS の発表 (opens in a new tab))。Bedrock のモデル ID は anthropic.claude-haiku-5-5 で、多くのアカウントでは global.anthropic.claude-haiku-5-5 のようなクロスリージョン推論プロファイル経由で呼び出します。

このガイドでは、使う ID、それぞれの料金、必要な IAM 権限、OpenCode への接続方法を説明します。ベンチマークや 100K の料金区分など、モデル自体の情報は Claude Haiku 5.5 ガイドを参照してください。

Bedrock のモデル ID と推論プロファイル

IDルーティング範囲定価(Claude API 比)
global.anthropic.claude-haiku-5-5対応する任意の商用リージョン同じ
anthropic.claude-haiku-5-5呼び出したリージョン同じ
us.anthropic.claude-haiku-5-5米国リージョンのみ1.1 倍
eu.anthropic.claude-haiku-5-5EU リージョンのみ1.1 倍
jp.anthropic.claude-haiku-5-5日本リージョンのみ1.1 倍
au.anthropic.claude-haiku-5-5オーストラリアリージョンのみ1.1 倍

プロファイルのプレフィックスは AWS の発表、料金は OpenCode が使う models.dev (opens in a new tab) のカタログによるものです。料金とリージョン一覧は AWS が決めるため、予算を決める前に Bedrock の料金ページ (opens in a new tab)で確認してください。

データの所在に関する要件がなければ global. を選びます。Bedrock がルーティングできる容量が最も大きくなります。リクエストを特定の法域内に留める必要がある場合は地域別プロファイルを選び、高い料金を見込んでおきます。AWS の発表によると、AWS GovCloud (US) にも対応しています。

Bedrock での料金

global プロファイルの料金で、単位は 100 万トークンあたりの米ドルです。us.、eu.、jp.、au. プロファイルは 1.1 倍になります。

トークンの種類プロンプト ≤ 100Kプロンプト > 100K
入力$0.10$0.50
出力$0.50$2.50
5 分キャッシュ書き込み$0.125$0.625
キャッシュ読み取り$0.01$0.05

Claude API と同じく、区分はリクエストごとにプロンプトの合計長で決まり、キャッシュ読み取りも含まれます。jp. プロファイルでは、入力 20K、出力 2K のリクエストが $0.003 ではなく約 $0.0033 になります。AWS Cost Explorer や CloudWatch で実際の使用量とこれらの数字を比べてください。

OpenCode を設定する前に

  1. モデルを有効にする。 Bedrock コンソールのモデルカタログを開き、呼び出すリージョンであなたのアカウントが Claude Haiku 5.5 を使えることを確認します。
  2. IAM 権限を付与する。 OpenCode が使う ID には bedrock:InvokeModel と bedrock:InvokeModelWithResponseStream が必要です。推論プロファイルを使う場合、ポリシーではプロファイル自体と、ルーティング先の各リージョンにある基盤モデルの両方を許可する必要があります。AWS のクロスリージョン推論 (opens in a new tab)を参照してください。
  3. OpenCode の外でテストする。 直接呼び出すと、AWS 側のアクセス問題と OpenCode の設定問題を切り分けられます。
aws bedrock-runtime converse \
  --region us-east-1 \
  --model-id global.anthropic.claude-haiku-5-5 \
  --messages '[{"role":"user","content":[{"text":"Reply with OK"}]}]'

これが失敗する場合は、先に AWS 側を直してください。OpenCode を再インストールしても結果は変わりません。

OpenCode で Amazon Bedrock を設定する

OpenCode の amazon-bedrock プロバイダーは AWS の認証情報チェーンを使います。opencode を起動する環境で認証情報を設定します。たとえば名前付きプロファイルなら次のとおりです。

AWS_PROFILE=my-profile AWS_REGION=us-east-1 opencode

AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCK の Bedrock API キー、または /connect で保存したキーは、すべてのプロファイルとアクセスキーより優先されます。想定外のアカウントで呼び出される場合は、まずベアラートークンが残っていないか確認してください。認証方法の一覧は Amazon Bedrock プロバイダーのガイドにあります。

リージョン、プロファイル、モデルをプロジェクトに固定するには opencode.json に書きます。

opencode.json
{
  "$schema": "https://opencode.ai/config.json",
  "model": "amazon-bedrock/global.anthropic.claude-haiku-5-5",
  "provider": {
    "amazon-bedrock": {
      "options": {
        "region": "us-east-1",
        "profile": "my-profile"
      }
    }
  }
}

設定ファイルのオプションは環境変数より優先されます。VPC エンドポイントを使う場合は、Bedrock の設定オプションのとおり endpoint を追加します。OpenCode を起動して /models を実行し、Amazon Bedrock の下に Claude Haiku 5.5 があることを確認してからプロンプトを送ってください。

Haiku 5.5 を small model にする

既定ではより大きな Bedrock モデルを使い、軽い作業を Haiku 5.5 に任せる構成です。

opencode.json
{
  "$schema": "https://opencode.ai/config.json",
  "model": "amazon-bedrock/global.anthropic.claude-sonnet-5-5",
  "small_model": "amazon-bedrock/global.anthropic.claude-haiku-5-5"
}

両方のモデルがアカウントで有効になっている必要があります。利用可否はアカウントによって異なるため、Sonnet 5.5 のプロファイル ID は /models で確認してください。

アプリケーション推論プロファイル

組織がアプリケーション推論プロファイルでコストを管理している場合は、わかりやすいキー名を使い、プロファイルの ARN を id に指定します。これでプロンプトキャッシュが正しく働きます。

opencode.json
{
  "$schema": "https://opencode.ai/config.json",
  "provider": {
    "amazon-bedrock": {
      "models": {
        "claude-haiku-5-5-team": {
          "id": "arn:aws:bedrock:us-east-1:111122223333:application-inference-profile/abc123"
        }
      }
    }
  }
}

アカウント番号とプロファイル ID は自分の値に置き換えてください。

トラブルシューティング

症状確認すること
AccessDeniedExceptionプロファイルと、ルーティング先の各リージョンにある基盤モデルの IAM 権限、およびモデルが有効か
オンデマンドスループットに関する ValidationException基本 ID ではなく推論プロファイル ID(global. または地域プレフィックス)で呼び出す
/models にモデルがないOpenCode を更新し、リージョンとアカウントにアクセス権があるか確認する
想定外のアカウントにリクエストが届くベアラートークンはプロファイルより優先されます。AWS_BEARER_TOKEN_BEDROCK を解除するか、/connect の認証情報を削除する
ThrottlingExceptionリージョンとプロファイルの Bedrock クォータを確認する。global. プロファイルはより多くのリージョンにルーティングできる

一般的な認証やクォータの問題は Provider の設定とトラブルシューティングを参照してください。

Bedrock と Claude API のどちらを使うか

組織がすでに AWS で課金、監査、アクセス管理を行っている場合や、IAM、VPC エンドポイント、リージョン単位のデータ管理が必要な場合は Bedrock が向いています。個人の開発者には Claude API のほうが簡単で、API キー 1 つで基本料金も同じ、IAM やリージョンの設定も不要です。OpenCode での切り替えは、プロバイダーのプレフィックスと認証情報を変えるだけです。両方の ID は Claude Haiku 5.5 ガイドにまとめています。